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洋裁教室:銘仙のワンピース

2016.11.18|Category : 洋裁

火曜日夜の生徒さんが、大きな花柄が印象的なノースリーブのワンピースを
完成されていました!こちらの生地は「銘仙」という反物で縫い上げたそうです。

「銘仙」とは…シルクだけど安くて着やすい織物。
先染めの平織物の総称。銘仙を特に好む方は多く、『アンティーク』『大正ロマン』の代名詞をモノにしている。
農家の人が農閑期を利用して自家用として織物が始まったとされており 比較的短時間で織る事ができたので
多くの量を生産できることもあり値段的にも庶民に身近な織物だったとされている。

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銘仙がどんな織物なのかは母親から教えてもらったとの事。
知識があれば、生地の想像がつくので、ネットでの購入もできようになったそう。
本を見てワンピースの型が好みだったのでつくろうと思ったのがきっかけ。
しかし、参考にする本の型紙が実寸でなかった為、スキャナで取り込み
実寸サイズを分割して印刷、そこからパーツを合わせていく…という大変な作業がありました。

一度縫い直したという首元のギャザーが特徴的。
「このギャザーが命!と言っても過言ではありません」と生徒さん。
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生地が洋風柄で華やか。さらにはレトロ感もあるので
ちょっとしたパーティーにも着られる、オシャレな“一枚”に仕上がりましたね。

自分用に作成しましたが、出来の良さに教室の生徒さんから
「売れるんじゃない!?」というお声もいただいたそうです!

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実寸でちゃんと出来上がるか心配だった型紙づくり。
「うん、サイズ合ってるね!」先生と確認しながらパーツを並べていきました。

 


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