洋裁教室:生地と戦った厚手のコート
2016.03.09|Category : 洋裁
火曜日夜の生徒さんが先日、悪戦苦闘の末ついにコートを完成されていました!
こちらのコート、実は以前、洋裁教室の白石先生が作ってお披露目したもので
教室でも生徒さんが「私もつくりたい!」と何人か製作されました。
裏地をつけなければ、初心者でも難しい工程はなく作れるコートで
今回コートを完成された生徒さんは「厚手の生地」と「パイピング」に挑戦!という
サブテーマもかかげ挑戦されていました。
まず今までに扱ってきた生地に比べ、今回コートに使用した厚い生地は要領が違いました。
ミシンもボタン付けも生地が折れなかったりと生地の抵抗を受け苦戦。
でも出来上がると不思議。着ると重さを感じません。
「やはり作ってみないと分からない!」と、振り返ると作業もおもしろかったそうです。
つづけてパイピング。
布の端をバイヤステープや他の布でくるみ、装飾的に始末をすることなのですが
こちらも初試み。とにかくまっすぐキレイに縫うことを頑張ったそうです。
やはり初めてのコトは大変。縫っては直しを繰り返し、約2ヶ月で完成されました。
出来上がってみると、生地が厚いので、もう少しモコモコするかな…と
思っていましたが、わりとスッキリ!ラインもキレイに出来て大満足!
白石先生が「着れるものが出来上がることが一番」と言われるように
作っても着なかったら意味がありません。
また来シーズンもこのコートが活躍する事、間違いありませんね!
次回は今縫っているスカートが完成次第、シャツに挑戦されるそうです。
シャツの次は裏地付のテーラードジャケットなど…どんどん夢ふくらむ生徒さんです。