和裁教室:着物が出来上がりました!
以前、運針や肌じゅはんを縫い終えた和裁初心者の生徒さんが
木綿の着物づくりにチャレンジ!とご紹介しましたが…
ついに完成!されました!!
さらにはご自身で着ていらっしゃったので撮影もさせていただきましたよ!
実はこの反物、お友達が作りかけだったものを譲り受けたそうです。
(この反物を自分で仕上げたい!と思ったのがこちらの教室に入るきっかけでもあったそうです)
その際、袖部分だけ縫ってあったようで、その他を当校の和裁教室で学ばれながら、
仕上げられました。
9月の上旬頃からはじめ、約2ヶ月の制作期間。
「出来上がって、感動!嬉しかったですね!1週間で4回も着て出かけました」と生徒さん。
着物を着て集まりに参加されるとお友達から「どうして着物なの!?」と聞かれ
「私が縫ったの!」といえる嬉しさもあったでそうです。
ご自身で縫ったので、サイズもピッタリ!
着物をはじめ、手編み・洋裁もそうですが苦労して縫った分、出来上がるものは別格ですね。
途中工程はこんな感じ…
先生にそれぞれの箇所をどうつけるか確認中…
肩山と袖山を合わせて身頃へ 力布(ちからぬの)をつけて補強します。
縫い合わせていきます。
着物を着ているだけだと構造まで考えませんが、縫い始めたらそのつくりの奥深さが見えてきます。
ご本人も袖をつける際に、何度も自分が着ている着物で確認されていました。
こちらは衽(おくみ)のしるし付け中。
基本的には鏝(こて)などでしるしをつけますが、襟の部分など
間違えて跡が残ると困る箇所にはこのようにしるし付けします。
着物を着れば小物もつけたい!ですね。こちらの帯飾りもなんと手作り!
帯もこちらの着物に合わせて購入されたそうです!着物に映えてステキですね。