和裁教室:昼夜(ちゅうや)帯
2016.08.31|Category : 和裁
和裁教室で、珍しい帯が完成しました!
が、撮影のタイミングがあわず…
ご自宅で娘さんの浴衣にわざわざ巻いて撮影していただきました!ありがとうございます!!
帯を締めるとこんな感じです
こちらの帯、時代劇で帯締めをしていない帯の結び方をしているな…と調べたのが製作のきっかけ。
着物や羽織をリサイクルして作られた「昼夜(ちゅうや)帯」だったそう。
正式な帯裏を使わずに、両面元着物という代物(使用イメージは浴衣の帯でしょうか)。
もう一面の柄はこんな感じ
実際にお義母様の羽織りをほどいて帯にされましたが、表と裏の柄(生地)が違う帯なので
巻いた時にちょうど柄が出るように布を調整して縫い合わせていきます。
位置合わせ中。中央にどの模様をもってくるか、と大事な調整。
生地だけ見るとけっこうシブめかな…と思われていましたが出来上がって巻いてみると納得の帯になりました。
羽織だった生地を使っているので、思ったよりも柔らかくて巻きやすかったそうです。