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和裁教室:お母様の着物をサイズ調整

2017.02.10|Category : 和裁

和裁教室にて、生徒さんがお母様の着物を洗い張りし
ご自分用にサイズを調整する工程をずっと追わせてもらいました。

記録させていただいていた写真を元に作業を追ってみますと…
(合間にその他、いろいろな作業あり)

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洗い張りを終え、生地から自分用に着物が仕立て直せるか確認中…

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袷の着物の裾につける生地(八掛)にしるしをつけます

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身頃(裏)を縫っています

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表と裏をはぎあわせる(接ぎ合わせる)為、具合を見ます

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着物ハンガーにかけて、つり合いを確認します

20170203-1
完成

という流れ。

記録をさかのぼると、始めたのがなんと7月!
生徒さん本人も長く作業をされていたので、振り返ると
どんな作業をしたか、記憶があやういくらい。
しかし、約半年、コツコツと仕上げられた着物は新年の挨拶回りに
着付けて行かれると、妹さんたちから「かっこいいじゃん!」と好評価。
生徒さんが締められている帯も以前、こちらのホームページでもご紹介
させていただいた「昼夜帯」ですね!着物も帯もお手製の思い出深い作品となりました。
(娘さんの振袖も素敵です!)

大変そう!難しそう!!と思われるかもしれませんが
先生が工程の度、丁寧に教えてくださるので、安心です。
今回のような、はじめからの仕立ては大変なので、まずは思いでの1着で
「寸法直し」に調整してみませんか?


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