【献立表】
ソースカツ丼
新玉ねぎの味噌汁
じゃがいもとアボガドのサラダ
苺の淡雪かん
【ソースカツ丼】

ご飯にはまず、ふわっふわの春キャベツの千切りをのせて、次にカリッカリのカツに甘めに合わせたソースをたっぷりとかけましょう。春ならではの華やかなカツ丼です。
【新玉ねぎの味噌汁】

新玉ねぎをまるごとひと玉、出汁でコトコト煮ましょう。味付けは白味噌のみ。甘く柔らかなお味に、ぴりりと練りがらしを効かせました。つやつやのグリーンピースを添えて。
【じゃがいもとアボガドのサラダ】

グリーンの美しいアボガドとホクホクの新じゃがを、隠し味にわさびを加えたマヨネーズで和えました。春らしい柔らかさと彩りが楽しめる一品です。
【苺の淡雪かん】

泡立てた卵白と寒天で、簡単に美しいデザートが出来ます。使用するいちごに合わせて、甘さははちみつとお砂糖で加減してくださいね。出来上がりに添えたソースは、何とイチゴをすりおろしただけ!色合いも美しい果実味100%の春の甘味です。
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それぞれの素材で異なる、春ならではのやわらかな甘さが味わえる、やさしい献立になりました。
2019年2月12日|Category :
和食料理
【献立表】
蛤寿司
豚バラ肉の簡単昆布巻き
菜花と蓮根の辛子醤油和え
蕗の薹の味噌汁
【蛤寿司】

焼き穴子入りの香ばしい酢飯を薄焼き卵で包みました。丸く焼いた薄焼き卵の四分の一に酢飯をのせて折りたたみ、金串を炙って焼き目を付けました。桃の節句を祝う蛤のふっくらとした愛らしい形に整ったら大成功です。
【豚バラ肉の簡単昆布巻き】

たっぷりの水で戻した昆布で豚ばら肉を巻きました。落し蓋をして上下返しながら煮て行きます。今回は早煮え昆布を使うことで、短時間で食べごたえのある一品が出来上がりました。
【菜花と蓮根の辛子醤油和え】

菜花と蓮根はそれぞれ下茹でしておきます。食感を損なわないように、茹で加減が決め手です。和える直前に辛子醤油に隠し味のマヨネーズを加えてふんわりと和えてください。
【蕗の薹の味噌汁】

春ならではの芳しいお椀です。蕗の薹は軽く茹でて粗みじんにし、最後に加えてひと煮立ちさせます。苦みもお好みで加減してくださいね。入れ過ぎには注意(^_^;)
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いつもの一品にひと手間、色や形に遊びを加えてみると楽しい行事食になりました。毎日の食卓にも是非取り入れて、楽しみながら作ってくださいね。
2019年1月11日|Category :
和食料理
【献立表】
炒り大豆ごはん
ゆり根とほうれん草の卵とじ
りんごとセリの白あえ
牡蠣のみぞれ汁
【炒り大豆ごはん】

軽く色づくまで、丁寧に炒った大豆を加えて炊き上げました。節分色が美しく、食感も楽しい炊き込みご飯です。
【ゆり根とほうれん草の卵とじ】

ゆり根は一枚づつ丁寧に扱い下茹でしましょう。ゆり根たっぷりで、いつもとまたひと味違う、贅沢な卵とじになりました。
【りんごとセリの白あえ】

栄養いっぱいの季節のせりをたっぷりと加えて、りんごのサクサク感とロースハムの旨味をプラスしました。ふわふわサクサクで、またひとつ新しい白和えが完成しました。
【牡蠣のみぞれ汁】

牡蠣は軽くフライパンで炒め、すりおろしたかぶと葛粉の出汁にそっと加えました。アツアツとろとろのお汁と、牡蠣のぷりぷり感が楽しめる、冬ならではの贅沢椀です。
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この時季ならではのビタミン野菜を、余すところなく身体中に取り入れて、元気に冬を乗り切りたいですね。
2018年12月10日|Category :
和食料理
【献立表】
豚肉の八幡巻き
ゆず釜蒸し
年越しけんちんそば
みかん大福
【豚肉の八幡巻き】

昆布と豚肉で彩り良く巻き上げました。切り口が美しく見えるように、具材の形を揃え、丁寧に並べて巻きましょう。
【ゆず釜蒸し】

お好みの具は、それぞれ下ごしらえしておきます。きれいにくり抜いたゆずの中に、バランス良く盛り付け、そのまま蒸し上げました。ゆずの香りも移り、蓋を開けるのがわくわくする一品ですね。
【年越しけんちんそば】

家族みんなが大好きなけんちん汁で年越しそばを作りました。ごぼうやみつばの芳しい香りで、この一年の食を締めくくりましょう。
【みかん大福】

この季節にはなじみ深いあの「みかん」が、こんなに美しい和菓子になりました。丁寧に皮をむき、白あんと求肥で薄~く包みました。切り口の美しさも見て頂きたいですね。
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年末、年始に向けて、香りも彩りも良く、美しい品々が出来ました。
2018年11月21日|Category :
和食料理
【献立表】
牛肉とトマトのすき焼き風
カボチャと小豆のサラダ
白花豆の甘煮
小松菜の豆乳スープ
【牛肉とトマトのすき焼き風】

玉ねぎ、トマト、牛肉と順に焼き付けて行きます。単調になりがちなお鍋の中の色合いが、トマト一つ加えることで、その酸味と元気色に、ハッとさせられる献立に様変わりします。
【カボチャと小豆のサラダ】

冬至を前に「いとこ煮」ならぬ「いとこサラダ」はいかがですか(*^_^*) ホクホクのかぼちゃに、隠し味はさらし玉ねぎとマヨネーズ。煮物ばかりを連想しがちですが、アレンジしても元気色がさっぱりと頂けますよ。
【白花豆の甘煮】

このコツは、前日にしっかりと吸水させておくこと。そして煮上がりに、ひと匙のはちみつを、お豆を崩さないようにそっとひと混ぜ。お料理教室の短時間内でも、ふっくらと艶々した白花豆が上手に咲きました。お正月にもうってつけですね。
【小松菜の豆乳スープ】

グリーンと乳白色の美しいスープです。豆乳と相性の良いお味噌に、何と「とろけるチーズ」でコクをプラスしました。楽しい和食の世界は、まだまだ広がります。
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旬の白菜の浅漬けも添えています。いよいよ寒さが増しますね。目にも身体にも元気なメニューを工夫しましょう。
2018年11月7日|Category :
和食料理
【献立表】
揚げ出汁豆腐くずあんかけ
柿なます
根菜の味噌汁
手作り味噌
【揚げ出汁豆腐くずあんかけ】

これからの季節にうれしい葛あんかけです。豆腐は正面が薄く色づく程度にカリッと揚げて、ぎんなんと紅葉麩をあしらいました。
【柿なます】

すだちの搾り汁をキリッと効かせます。ここはちょっと頑張って、柿と大根は細めの千切りに。長さも揃えると、美しく仕上がりますよ。
【根菜の味噌汁】

人参・牛蒡は皮ごと頂きましょう。根菜が柔らかくなったら、美味しい自家製味噌を溶き入れます。濃いめの味噌汁に、吸い口の柚子胡椒が変化を加えます。
【手作り味噌】

寒い時期ならではの、仕込み作業も楽しいですね。少量から、タッパーやジップロックでチャレンジしてみてください。空気を入れないように、きっちり詰め込むのが、お味噌作りの「ミソ」です!春の出来上がりが待ち遠しいですね(^^)
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今日はお芋のご飯も作りました。ほっこり温まる献立です。
2018年10月30日|Category :
和食料理
【献立表】
菊花ごはん
里芋の甘味噌煮
焼き舞茸と水菜のサラダ
いわしのつみれ汁
まずは完成から!

秋の香りも様々ですね。ほんのひと手間掛けることで、ひとつひとつの素材の良さをぐんと引き出してあげましょう。美味しく頂くこともまた、実りへの感謝ですね(^^♪
【菊花ごはん】

山形では、もってのほか美味しい「もって菊」と、紫色の大輪の食菊を重用します。筒状の花びらが独特の食感を持ち、酢の物としても美味しく頂けます。今日は軽く茹でた黄色の菊花を散らし、黄金色のご飯で収穫の喜びをを称えます。
【里芋の甘味噌煮】

これから冬に向けて収穫時期を迎える里芋は、どうしても個体差が出てしまう食材です。なるべく固い筋状の部分は除いて、大きさを揃えてカットしてみましょう。少量の塩をまぶしてさっと洗うとぬめりが取れます。すりおろしたゆずの皮で、季節の香りもプラスしました。
【焼き舞茸と水菜のサラダ】

舞茸に強火でサッと焼き色を付けることで、きのこと相性の良い油分がぐんと旨味を引き出してくれます。パリパリの水菜とともに、さっぱりとポン酢で頂きましょう。
【いわしのつみれ汁】

水からつみれを煮、すっきりとした極上の出汁を取りましょう!いわしは包丁でたたいて塩を加えたら、しっかりと手で練ってください。スプーンでまとめ、水面から「そっ」と落として行きます。ふんわり、ほろほろのつみれもまた、極上の美味しさです。
2018年10月5日|Category :
和食料理
【献立表】
栗おこわ
鮭とキノコのくずあんかけ
かぶとキャベツの浅漬け
焼きナスのごま汁椀
サツマイモの柴漬け茶巾
【栗おこわ】

年に一度のお楽しみですから、もち米100%で贅沢に炊き上げました。栗は乾燥させないうちに、一晩たっぷりの水に浸け置き、鬼皮、渋皮も頑張ってむきましょう。
【鮭とキノコのくずあんかけ 】

きのこは種々様々に取り合わせて、楽しく使ってください。ふんだんな具は、彩り良く香ばしく焼き付け、カツオ出汁の効いたくずあんをかけました。あつあつのあんがうれしい季節になりましたね。
【かぶとキャベツの浅漬け】

塩加減をお好みで決めることが出来るのが手作りの楽しさですね。浅漬けの醍醐味、パリパリとした食感と瑞々しさを楽しんでください。ぷちぷちとはじけて、香り高い穂紫蘇の塩漬けを添えました。
【焼きナスのごま汁椀】

ナスをこんがりと焼き、ごまも丁寧に炒って、それぞれの香ばしさを最大限に引き出しました。この時期、旬を迎えるすだちが、舌にも目にも鮮やかです。
【サツマイモの柴漬け茶巾】

きんとんのアクセントに何を思い付かれますか?ここでは、まさか?の刻んだ柴漬けを加え、茶巾に絞りました。ほんのりと色付き、塩味も酸味も合わさって抜群の風味。そして、パリパリとしたかわいい食感がおまけです(^^)
完成はこちら!

秋の夜長は、心と体の温まるお料理で、楽しい会話が弾むと良いですね。
2018年8月6日|Category :
和食料理
【献立表】
きゅうりのあっさり炒め
豚バラの冷しゃぶトマトダレ
ごぼうとかぼちゃの味噌汁
バターコーンごはん
【きゅうりのあっさり炒め】

胡瓜を炒めものにすることも、新鮮な印象でしょうか? さらにひと手間かけて、丁寧に種の部分をこそげ取ると、すっきりと見た目も美しい小鉢となりました。
【豚バラの冷しゃぶトマトダレ】

「冷しゃぶ」をどんなタレで頂こうかな…。今回ご紹介するのは、この真っ赤なトマトのタレです。トマトをゴクゴク頂くように、それでいて「ピリリ」と柚子胡椒が追いかけます。夏真っ盛りに食べたい“赤い冷しゃぶ”です。
【ごぼうとかぼちゃの味噌汁】

かぼちゃにもあえて少し皮を残し、歯ごたえと香りを存分に盛り込みました。吸い口にみょうがをあしらい、夏の朝を思わせる、爽やかなお味噌汁を堪能してください。
【バターコーンごはん】

とうもろこしを炊き込むのではなく、あえて炒めることで甘みを引き出し、歯ごたえも残しました。バターと醤油の香りをまとわせ、いざ、混ぜ込みましょう!
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太陽の恵みをいっぱいに取り込み、収穫された野菜たち。どの様にして頂こうとも、その美味しさには感謝しかありません。美しい赤紫蘇のジュースも添えました。
2018年7月30日|Category :
和食料理
【献立表】
焼き野菜のサラダ
ささみのポン酢ジュレ
梅肉あえそうめん
穴子のとろろかけごはん
【焼き野菜のサラダ】

お好みの夏野菜をふんだんに盛り合わせてください。おろし玉ねぎのドレッシングでごちそうサラダです。
【ささみのポン酢ジュレ】

だし汁でゼラチンを煮溶かし、ポン酢ジュレを作ります。しっかり固めた後、大きくかき混ぜて、キラキラと涼しげなジュレを作りましょう。
【梅肉あえそうめん】

たたいた梅干しをそうめんにからめ、そっと出汁を張ります。この時期、思わず冷え過ぎた身体には、程よい塩加減の温かな汁椀が、ほっと一息付かせてくれます。ほんのりとピンク色に染まったお素麺も美しいですね。
【穴子のとろろかけごはん】

たれをからめて香ばしく焼いたあなごに、出汁で伸ばしたふわふわのとろろをからめて頂きます。渇きがちな身体には、ご飯物も、のどごし良く工夫してみましょう。ぴりりとわさびもお忘れなく。食欲もぐんと上がりますよ。
完成はこちら!

夏場の食卓では、食べ易くつるつると頂けるものなどで食欲を引き出し、しっかりと体内の水分補給を手助けしてくださいね。