機械編み教室 ギャザー襟のプルオーバー
機械編み教室で作品が出来上がってしました!
ギャザーがついた襟が特徴的なプルオーバー。
襟の為に身頃を展開し、夏糸(サマーヤーン)の色番違いを
2種使用しました。全て編み機で編んで、8.5玉で出来上がったそうです。
製作のきっかけは、ギャザーを自分の好きな具合に
出来るようにしたかった思いから。
仕上がりの想像と少し違いが出ましたが
イメージを先生に伝えたところ、修正やアドバイスをもらい、より近いカタチに作れたそう。
「教室のメリットだと思いますよ」と生徒さん。
紐を絞れば襟元の開きを調整でき、襟にギャザーが寄りやすいように仕掛けもあり。
髪をセットした後でも、プルオーバーを頭からかぶることも出来ます。
機械編み教室 こぎん刺しのポンチョ
機械編み教室で「こぎん刺し」!?
こぎん刺しとは…江戸時代に端を発した津軽地方に伝わる刺し子技法の一つ。
「藍染めの麻布に、白い木綿糸で手刺しを施したもの」ですが、現在は様々な布と
カラフルな糸で刺す方も多いようです。
そして出来上がった作品がこちら!
「こぎん刺しをやってみたかった」と生徒さん。全体的に編み機で編まれて、
首元や裾の縁のみ手編みで仕上げました。首元をスクエアネックにして、
派手にしたかったそうですが、想定していたよりおとなしい雰囲気に。
おとなしくなった分、ビーズをつけたりウエストをしめる紐に
タッセルをつけたりしてアクセントを。
フリーサイズなので、完成すると
さっそく教室の生徒さん同士で試着会されていたましたよ!
機械編み教室 マクラメ編襟のカーデガン
金曜日の機械編み教室で、新作が出来上がっていました!
透け感があるので、これから秋口まで大活躍しそうなカーデガン。
編み機で3目編んで2目ぬかして…という作業を繰り返すと
このような模様に仕上がります。
合太(あいぶと)5玉で出来上がったと聞けば驚きです。
もともとマクラメ編みでベルトをつくるつもりだったそうですが、
いざ編んでみると想定していたものよりボリュームができてしまったので
ベルトから急遽、襟元で使用するデザインへ変更したそう。
襟にもっていったことで、落ち着いた雰囲気になり
「転んで正解!良かったです」と生徒さん。
紐4本でたらしてしまうと、バランスが良くないので2本をそのまま流し、
もう2本は組模様に隠しているという気遣いも。
機械編み教室 レース袖のトップス
機械編み教室 ジレが完成
機械編みの生徒さんが、ジレを完成されました!
テーラー付を作ったことがなかったので、襟の勉強に…と思ったのがきっかけ。
ジャケットをつくるつもりはなかったので、袖のないジレでの挑戦となりました。
しかし、こちらのジレ。苦労の連続で
まず、テーラーはメリヤス編みで襟を2枚つくり、くっつける方法で製作。
全体的にカタチも特徴的、製図段階での目数計算(調整)も大変の上、実際に
編み始めると今ドコを編んでいるか分からなくなったそう。
また、身体のラインに沿うように縦にダーツを入れたのも初の試み。
先生に教えてもらっている時は理解できず、ただ言われたとおりに編んでいる
感じだったそうですが出来上がって(立体になって)くると、そういう事だったのかと納得。
前身頃をスタート時点で間違えて編んでいたことを、出来上がってアイロンを
かけている時に気づき、一から編み直した…というハプニングにもめげず、
全て機械編みで仕上げられました。
「想定していたとおりのカタチに仕上がり嬉しかったです」と生徒さん。
極細綿糸の2本取りで編み上げたため、重さもなく気軽に羽織れます。
人生で1番難しかった…と言っても過言ではないこちらのジレ。
思い出の1枚になることも間違いありません。
機械編み教室 夏の気配が…
機械編み教室では作品づくりに「手編みの工程」が発生することもあるので
編み機の使い方、棒・かぎ針での手編方法の両方が学べる、おもしろい教室でもあります。
以前、HPでもご紹介した帽子を編まれた生徒さんが…
応用でバックを編まれていました~!
ちなみに帽子はこちら↓
教室内で、熱で固くなる糸が話題となり、底の部分に使用したら…というのがキッカケ。
バックの型はラフィア風をイメージ。ネットや図書館・店頭で編み図のイメージを調べたそう。
初めて編んだので約1ヶ月くらいの製作期間との事ですが
熱がはいった時に編み目がつまるのを想定して編んでいったのが難しかったそうです。
取っ手部分のレザーは、現在旦那さんと皮細工の教室へ一緒に通われているので
アクセントに皮を使用してみたそうですょ!
アクセサリのタッセルもカワイイ!
帽子とも合って、夏の小物にはバッチリですね!
2018.6/21追記
同じ生徒さんが色違いも完成されていました~
今度はシブめな色ですね!
そして、そして…
機械編み教室入会を機に、数十年ぶりに機械編みを再開した生徒さんが
ベストを完成されていました!
こちら!
ポイントとしては編み機で初めてダーツに挑戦した事と
編み機での位置合わせが難しかった穴あき模様。
既成品ではどうしても脇下等、自分のサイズにあわず
パターンをひき、ダーツなどの調整を先生からアドバイスをいただきながら編まれました。
着ていると周りの人から
「あ、自分で編んだのね、ピッタリ合ってる!」と言われたそうです。
手編みで小物をつくる事はあっても、今回のような大作は初めて!
手編みでは大変な作業でも機械編みだと早く出来上がります。
「最近は糸もオシャレな糸がたくさんある、早くいろんな事が出来るようになりたい!」
と、生徒さん。次はどんな作品に挑戦されるのでしょうか!?
機械編み教室 既製品をニットで再現 その②
前回につづけて、家にあったお気に入りの1枚を自分サイズに
パターンをひきなおして再現した作品です。
ストライプのチュニック(セーター)です!
家と教室で約3週間、初めて「引き揃え糸」を使用して編みました。
※引き揃え糸とは…何種類かの糸を一緒に玉に巻いてある糸のこと
黒糸は1本、白糸が「引き揃え糸」です。
今回は初めてづくし。
ボーダー柄に挑戦したのも初めてで、見頃と袖のストライプを揃えるのが難しかったそう。
さらに、手で編んだ袖を見てみると…
編み機の部分はキッチリと、手編みの部分はふわっとして表情の違いがはっきり。
同じ糸でも「編み方の違い」におもしろさを感じた瞬間でした。
あ!
先日ご紹介したチュニックの色違いをつくっていらっしゃる~!!
2着目で慣れもあったそうですが、4部品(前2枚・後ろ2枚)を1日で編むことが出来ました!
「私スゴイ!進歩だわ!!」と喜びもつかの間…
旦那様に「なんか疲れとる?」と言われてしまったそうです。
(やっぱり大変だったようですね!)
機械編み教室 既製品をニットで再現
以前…
> さて、もう御一方の生徒さんは
> 製作中に「あぁ~!」と教室で声を響かせていた作品が、ついに!出来上がったようです。
> また次回ご紹介させていただきますね。
と、告知していた作品が苦労の末、完成されたのでお披露目です!
こちらっ!!
構造としてはグレーのタンクトップ部分に透け感のある袖部分がひっついた
プルオーバー(に、なるのでしょうか?)。袖部分が変化する2WAYです。
既製品のブラウスを見つけ、どんな構造なのかな…と
興味を持ったのがきっかけ。それを製図展開してニットで完成された作品なのです。
教室の先生や生徒さんからも「大変…」と言われ続けた作業工程は…
まず製図展開。すべての箇所の長さを測るところから始まり、編む方法も
扇状の袖や首まわりのギャザーなど、編み機で繕うには、事前にかなりの計算を駆使したとか。
袖部分の製図↑計算がスゴイ… どのくらいゆとりをつるくとギャザーが
出来るか…先生からアドバイスをいただきました
そして糸選び。
完成イメージに合う糸探しも大変だったそうで、太い糸だとギャザーが
出ないので、今回はグレー色の極細(織物用の綿糸)と、
混色(段染め糸)の超極細糸を使われました。
超極細糸を使った分、透け感や軽さがいきて、模様もキレイに出ていますね!
この細い糸は編み機で編むと針の幅に合わず、糸がはずれやすくなるそうで、
さらには、段数ごとに折り返し等の工程が緻密に計算されていたので
編地がはずれたり、目を落としたりすると…叫びたくもなりますね。
最後には、裾の始末など仕上げの工程…と難所が続き、ご自身の歴代作品の
中で難易度A級だった今回の作品です。
「ニットでつくるものじゃない」「えらいコトをやってしまった」…という
感想でしたが、ダーツを入れる方法を先生からアドバイスいただいたり
苦しい時に生徒さん同士で励まし合えるのはスクールならではですね!
どんどん腕をあげられる生徒さんを、これからも追って、ご紹介していきます!!
もちろん、初心者の方も大歓迎です!まずは見学で教室の雰囲気を見に来てください!
いろんな作品にチャレンジされている様子は、見ていても楽しいですよ♪
機械編み教室 チュニック出来ました!
機械編み教室から生徒さん作品の新作です!
「ソックヤーン」を使ったチュニック!
向かって左側がソックヤーンで編んだ部分。右側の黒とのツートンカラーで
落ち着いた雰囲気に仕上がりました。
ソックヤーンとは…
←ネットから画像を拝借!
ただ編むだけで綺麗な編み込み模様が出るように、
あらかじめ染められている糸で、その名の通り靴下用に使うコトが多いのですが
自然にできてくる編み模様が面白く、今回はあまったソックヤーンで
「チュニック」をつくられたそうです。
今回生徒さんが頑張った点は
洋裁などでは必ず使われる「見返し」に挑戦したこと。
※見返しとは…服の端の裏側パーツの総称
機械編(編み物)では、高度な技術!
通常ではゴム編み・かぎ編み・ガーター編みで処理する箇所。
ニットでの見返しは自己流では難しくて、学校で教わらないと出来ない仕立てです。
「難しかったケド、せっかく教室に通っているんだから新しい試みも必要よね~」と生徒さん。
苦労の末出来た作品は別格ですね!新しい技術やいろいろな事に挑戦できるのも
スクールの魅力です。
さて、もう御一方の生徒さんは
制作中に「あぁ~!」と教室で声を響かせていた作品が、ついに!出来上がったようです。
また次回ご紹介させていただきますね。