みなさまこんにちは。
家庭料理・初級コース担当の竹本です。
家庭料理・初級コース第4回目のテーマは〈豚肉の筋切りと具材にあった加熱時間〉です。

まず最初に本日のメニュー『紅白なます』に使う大根とにんじんをせん切りしてもらいました。
これまでの2級の合格基準は5mmでしたが、今回はなますにちょうど良い細さを目指しました。
大根の3mmのせん切りは準1級の合格基準に相当します。
にんじんはさらにそれより細い2mmのせん切りに挑戦してもらいましたが、みなさんとても包丁技術が上達していて、びっくりしました!

なますの合わせ酢を作るときに、お酢だけの味と、お酢に砂糖と塩を加えた味を比較してもらい、酸味がまろやかに感じる効果=「味の抑制効果」を実感してもらいました。
『ほうれん草のごま和え』では青菜のゆで方、青菜のしょうゆ洗いの技法を学びました。

次に豚肉の筋切りを実践しました。
厚い豚ロース肉の筋切りはうまくできたでしょうか?
赤身と脂身の間のスジめがけて刃先でプツッと切るのは少しコツがいりましたね。
豚肉をローストする火加減と調理時間は、レシピどおりにすることも大事ですが目の前の肉の状態をよく見る事がとても大事です。
焼きすぎず、生ではない丁度良い状態を見極めましょう。

次回は1番出汁の取り方と切り魚の下処理を学びます。
メニューは「とうふとわかめのすまし汁」「大根と油揚げの煮物」「鮭の照り焼き」です。
第3回目のテーマは「煮物の水加減と火加減について」です。
第3回目のメニュー

和食の基本メニューである肉じゃがは簡単なようで実は奥が深~い料理です。
煮物の基礎をしっかりと学んでいきましょう!
まず、煮崩れ防止のために具材を炒めましょう。
具材の量にちょうど良い鍋を選んで、適正な水の量を知りましょう。
鍋の中で軽く沸騰状態が続くような火加減に調整しましょう。
さ・し・す・せ・そ の順番に調味料を入れる目的を知りましょう。
冷める時に中まで味がしみ込むことを知りましょう。


次に薄焼き卵を作りました。
薄焼き卵を失敗なくきれいに裏返す方法を伝授しましたよ。この技、一生ものですよ♪


技能検定2級の実技試験を想定して大根のせん切り(5mm)に挑戦しました。
合格目指して頑張りましょう!!

次回はポークソテー、ほうれん草のごまあえ、紅白なますの3品を作ります。
次回は豚肉の筋切りをしっかりと学びましょう!
みなさまこんにちは。
家庭料理・初級コース担当の竹本です。
第2回目のテーマは「炒める調理の基本」です。
炒めものを上手に作るポイントをしっかりと押さえて丁寧に下準備をしましょう。
炒め始めるとゆっくりレシピを見るヒマはありませんので、しっかり準備してレシピを頭に入れておくことが大事ですね。
お皿の準備も忘れずに!



第2回目のメニュー
- チャーハン
- 豚肉とキャベツのいため物
- 豚肉とピーマンのせん切りいため
炒めすぎず野菜のシャキシャキ感が味わえる仕上がりになったと思います。
ピーマンを細くそろえて切るのは少し難しかったですね。
包丁技術も少しずつレベルアップしていきましょう!
次回は肉じゃが、薄焼き卵(錦糸卵)、中華風あえものの3品を作ります。
煮物の水加減、火加減についてしっかりと学んでいきましょう!
みなさまこんにちは、家庭料理・初級コース担当の竹本です。
10月から家庭料理・初級コースがスタートしました。
家庭料理・基礎コースを履修した生徒さんにも初級コースから入会した生徒さんにも、どちらにもしっかりと対応して楽しくすすめていきたいと思います!
このコースは栄養と調理技能検定2級の合格を目指して、主に「実技試験」にしっかりと対応できるようなカリキュラムとなっています。
技能検定合格という目標があるとやる気が倍増しますね!
第1回目は包丁技術をしっかりと学んでもらいました。
- りんごの皮むき
- 大根のせん切り
- 玉ねぎの薄切り、みじん切り
- ピーマンの細切り
包丁の持ち方、包丁の動かし方、左手の添え方など基本的なところをおさらいし、ゆっくりと丁寧に食材を切りました。
少しずつスピードアップしていけるといいですね♪
家でも練習をしてみてください^^


第1回目のメニュー
このコースではデモンストレーションを見た後で調理の実習に取り組んでもらいますが、デモで見るべきポイントをしっかりと理解し、実習ではそのポイントに注意しながら取り組む力をつけてもらいたいと考えています。

次回はチャーハン、豚肉とキャベツのいため物、豚肉とピーマンのせん切りいための3品を作ります。
「いためる」ということについてしっかりと学んでいきましょう!
みなさまこんにちは、家庭料理・初級コース担当の竹本です。
7月からスタートした家庭料理・初級コースもいよいよ最終回を迎えました。
最終回はこれまでの包丁技術よりさらに高い包丁技術に挑戦しました!
トマトの薄切り(4mm以下)、そしてアジの下処理、さらに高度な「三枚おろし」に挑戦しました。

最終回にアジの三枚おろしなんて難しすぎるのでは…と心配される生徒さんもいらっしゃいましたが、うまくできなくてもいいので気楽な気持ちでチャレンジしてみましょう!と声かけしました。
きれいに三枚おろしができるように、授業の前に使う包丁を全て丁寧に研いでおいたので、気持ち良いくらいきれいにトマトの薄切りができたようです♪
鮮魚店に注文したアジがとても立派で新鮮で、三枚おろしをするのに丁度良い大きさだったこともあり、みなさん1匹目からしっかり身を残して三枚におろすことができていました。
2匹目は最初から最後まで自力でおろしてみてくださいとお伝えすると、なんと!全員1匹目より上手におろすことができていました。
ひとり4切れの大きなアジフライはふわふわで食べ応えたっぷりで大満足だったようです。



今回で初級コースは終了しましたが、これからもお料理を続けたいと言っていただけて家庭料理コースや和食コース、定番料理コースをご案内しました。
これからもこの教室でみなさまとお会いできるのがとても嬉しく思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまこんにちは。
家庭料理・初級コース担当の竹本です。
第6回目の習得目標は「手際の良い調理を考える」ことです。
メニューはハンバーグステーキとポテトサラダの2品です。

ひとりで複数のメニューを作るときに、どのように段取りを考えるかを意見を出し合ってみました。
まず、切るものを全て切って包丁まな板を片付けてから作業スペースを広く使うという意見もありました。
じゃがいもを先に切って茹でている時間に他のものを切るという意見もありました。
正解はひとつではないと思うので、それぞれがやりやすく効率よく作ることができるようになることが大切だと思います。
段取りをしっかり考えて複数のメニューを同時進行で作れるようになると、料理が上達したな~と実感できるのではないでしょうか^^
次回はいよいよ最終回です。
最終回はアジの三枚おろしに挑戦!!
三枚におろしたアジをアジフライにします。
もう1品はトマトのサラダです。
基礎技能の「薄切り」の最終確認です。
細かい包丁作業にチャレンジしましょう!!
家庭料理・初級コース第5回目のテーマは〈切り身魚の下処理とだしの取り方を学ぼう〉です。
昆布とかつお節の合わせだしを作って、すまし汁と大根と油揚げの煮物を作ります。
昆布のうま味はグルタミン酸
かつお節のうま味はイノシン酸
二つの違うアミノ酸がそれぞれのうま味成分を一層ひき立てて深みのある味わいになります。
前回学習した味の相乗効果の一例です。

二つのうま味成分がもっとも良く抽出される温度が異なるため、昆布とかつお節を加えるタイミングをしっかりと目で見て学んでもらいました。

もう一品は切り身魚の照り焼きです。
今回は生鮭を用意しました。
切り身で売られている魚は皮や身の色、形の違いで背中側か腹側かしっぽに近い部位かを判別することができます。
脂の乗った腹側、中間、しっぽに近い部位の3種類からお好きな部位を選んでもらって照り焼きを作りました。


食材の選び方や調理に適した切り方、基本的な調理方法などを学習してきて、少しずつお料理が上達してきましたね。

さて次回は洋食の定番料理 ハンバーグとポテトサラダを作ります。
調理の段取りを自分で考えて、複数のメニューを同時進行で作ることができるようになることが目標です!
家庭料理・初級コース第4回目のテーマは〈具材にあった加熱時間を学ぼう〉です。
まずは基礎技能のおさらい、おなじみの大根のせん切りからスタートです。
これまでの5mmから3~4mmに少しステップアップしました。
にんじんの2mmせん切りにも挑戦し、紅白なますを作りました。


お酢に砂糖、塩を加えることでお酢の酸味がまろやかに感じる効果=「味の抑制効果」を試食で実感してもらいました。
大根のせん切りを繰り返してきましたので、もう繊維の方向も間違えることなく、より細く正確に切ることができるようになりました。
やはりお料理の上達は繰り返しが大切ですね!
ほうれん草のごま和えでは青菜のゆで方、青菜のしょうゆ洗いの技法を学びます。


さていよいよ今回のメインである豚肉の登場です。
豚肉の部位とそれぞれに合った調理法、調理時間を学びます。
また肉の軟化方法のひとつである筋切りをしっかりとマスターします。


テキスト通りの火加減と時間で調理したのですが、少し火が通りすぎる方が多かった印象です。
火が通りすぎると肉のしっとり感が失われてしまいます。
しっとりと仕上げるにはどうすれば良いか、を考えて次に工夫してみることがお料理の上達のもうひとつの大切なポイントだと思います。

繰り返すことと、もっと美味しく作れるように考えること
少しずつ、そして確実に上達していきましょう!!
次回は1番出汁の取り方と切り魚の下処理を学びます。
メニューは「とうふとわかめのすまし汁」「大根と油揚げの煮物」「鮭の照り焼き」です。
家庭料理・初級コース第3回目のテーマは〈火加減と水加減〉です。
煮物の火加減と水加減を学ぶのにぴったりな肉じゃがを作りました。
作る分量に最適な鍋の大きさを選び、加える水の量を調整する必要があります。
材料のあたまが少しのぞいているくらいの水加減=「ひたひた」に水を加えます。
「かぶるくらい」「たっぷり」の水加減とはどのくらいでしょう?
イラストで説明していきました。

火加減も水分量によって調整する必要があります。
水分量が少なければすぐに煮汁がなくなってしまいます。
食材が中心まで柔らかくなるまで煮汁がなくならないよう、鍋の中の煮汁の状態をしっかり観察して火加減を調整していきました。
生徒さん一人一人の微妙な火加減の違いで煮上がりの時間は異なりましたが、最後は全員ほっくりとした肉じゃがが完成しました!!

もう一品は薄焼き卵と野菜の千切りを中華ドレッシングで和える中華風あえものを作りました。
薄焼き卵を焼くフライパンの温度の見極めも大切です。
みなさん均一な薄さのきれいな黄色い薄焼き卵ができました!!

大根のせん切りは1回目の時よりも上手にできていましたね!
きゅうりのせん切りも綺麗にそろっていました。

基礎技能の復習もばっちりですね。
基礎技能も調理技能も少しずつ上達してこられたと感じています!
この調子で楽しく頑張りましょう♪
次回は豚肉の筋切りと調味について学んでいきます!
メニューは「ポークソテー」「ほうれん草のごま和え」「酢の物」です。
お楽しみに!!!
家庭料理・初級コース第二回目は、第一回目で学んだ炒めご飯の復習としてデモンストレーションなしでチャーハンを作ってもらいました。
デモなしと聞くと途端に緊張したおももちのみなさんでしたが、大丈夫です!わたしは怖い試験官ではありませんから!生っぽくなく焦げてないチャーハンに仕上がれば合格です♪
さて、みなさんが合格したところで第二回目のテーマは「炒める」です。
加熱調理の一つの技法である「炒める」とは高温の油で食材を覆って撹拌し短時間で加熱調理するものです。
炒めものを上手に仕上げるには下準備と加熱方法にいくつかのポイントがあります。
ポイントをしっかりと押さえて炒めものをマスターしましょう!
メニューは
●豚肉とキャベツの炒めもの
●豚肉とピーマンのせん切り炒め


水っぽくないシャキシャキ食感の炒めものができましたね。
ぜひおうちで野菜炒めを作ってみてください。
野菜がべちゃっとして時間が経つにつれ調味料も薄まってしまうのが悩みだった方は、これまでとは違う野菜炒めが作れるようになるはずです。
次回は水加減と火加減をテーマに
○薄焼き卵(錦糸卵)
○肉じゃが
○中華風あえもの
を作ります。