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和裁教室:和裁道具の「袖丸み」

2016.07.01|Category : 和裁

教室は只今製作真っ最中!生徒さんが頑張って縫われている作品をまた
ご紹介させていただきますので、楽しみにお待ちください。

 

さて、少し遠のいてしまいましたが、今日は久しぶりに和裁で使用する道具のご紹介をします。
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前回の単衣でも使用されていた「袖丸み」(ポケットメーカー)。
その名の通り、袂のカーブをつくる道具で軽金属のものや、厚紙仕様のもの、いろいろな
サイズ(角度)があります。

裾が角だと、擦り切れたり・汚れたりしやすいので丸みをつけるのが目的ですが、
袖丈が短く、袂(たもと)の丸みも大きくした「元禄袖」という、いろいろな型があります。
また、「袖丸み」は袖だけではなく衿肩周りのしるしに使用することもあります。

 

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まずは生地の裏から丸みをつける場所へしるしをつけます

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こんな感じに縫っておきます

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裾を袖丸みに合わせます。
こちらの生徒さんは「ポケットメーカー」を使用

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丸みにギャザーを寄せ、コテをあてます

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ギャザーを固定します

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袖丸みをはずすと、こんな感じ

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表面に戻して出来上がりです

 

 


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