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和裁教室:思い出の一着

2017.03.31|Category : 和裁

嫁入り前に白生地から、自分の好きな柄に染めて作った思い出の着物…。
今回はそんな着物を洗い張りし、再度自分サイズに縫い直した袷の着物をご紹介。


カラフルな笹の葉がオシャレな生地ですが八掛も当時の流行色では
今着ることができない…とのことでサイズ調整と八掛(緑のぼかしが入った物)を直しました。
途中、他の製作物もありながら、約1年かけて完成。

着物を仕立てた当時の物とはサイズが違い、着れないと諦めるのではなく少し手を
加えれば、思い出と一緒に新しい着物として、また息を吹き替えさせれます。

「年をとっても着れる…それが着物」と生徒さんが言われるように
着れないと諦めるのではなく、少し手を加えれば、思い出と一緒に新しい着物として
また着ることができる…。物を大切にする気持ちを改めて感じることができたそうです。

ちなみに…童の帯は

オークションサイトで「ポチっと」購入。
息子さんも男二人、お孫さんも男二人なので
童(男の子)にはエニシを感じる生徒さんです。
色合いもお着物に合って良いですね!


着物ハンガーにかけて
表の裏のつり合いを確認中。


裾を縫う時の
表と裏を合わせているところ。

 

 

 

 

 


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